画像のポイントは御前崎の中西川の河口、通称「ペンション」ポイントと言います。
このポイントは他の御前崎のポイントがクローズしても比較的ウネリをかわし、サイズが小さめな時もあり、サーフ出来る「時」もあるポイントではあります。
ただ、このポイントは他のポイントに比べ、サイズUPすると西に向かっての強烈なカレントが発生しやすい特徴があるポイントであり、特に東ウネリ時には例え腹胸サイズでも、西に向かって強烈なカレントが発生する場合があります。もしこの流れが発生していてそのカレントに乗ってしまった場合、かなりの泳力が無いとビーチまで戻れず、ビーチから少しでも西側に外れると、インサイドにあるテトラポットの影響で、その先の通称「シャークポイント」まで2キロ以上西に流されなければ陸に上がれない構造となっています。(あとで下画像を参照して下さい。)
テレビでも放送されたので知っている方もいると思いますが、台風15号(2019年)の急激に強まった東ウネリにより、このペンションポイントでサーフしていたサーファーが西に向かうカレントに流されてしまい8名救助されると言った事例が発生しました。流された人達の中の1人が何とか岸に戻り迅速な救助要請をした事により8名全員が無事救助されましたが、もしその人も岸に戻れなくて救助要請が出来なかったらそーとー危険な状況になっていたと思います。高い確率で死者、行方不明者を出してしまっていたかもしれません。
なので、カレントについては御前崎全域、どこのポイントでも条件が揃えば発生するので注意が必要ではありますが、特にこのペンションポイントでサーフする際はその事を十分に踏まえ、サイズが小さいからといってペンションポイントには安易に入ったり、実力の伴わない人達を連れて入ったりはしないよう心掛けて下さい。
サーフィンが楽しいスポーツである為にも、沢山の方々に迷惑をかけない為にもこのポイントを良く知らないビジターの方や泳力に自身が無い方などはこのペンションポイントが良さそうに見えてもこのポイントに入らない!くらいの心構えを宜しくお願いします!
※もしカレントに乗って西に流れてしまい自分の泳力だと元のポイントまで戻れないと判断したら、吸い込まれて危険なので無理にテトラポットから上がろうとせずにテトラに吸い込まれないアウトにいて、2km先のシャークポイントまで流れてから岸に上がる様にしましょう。
※ちなみに冬場の西風強風時は東に向かってカレントが発生します。その場合、潮の満ち引きやインサイドの砂の付き具合にもよりますが、約800m先の尾高ポイントまではテトラポットがあり岸に上がれない可能性があるので尾高ポイントまで流れてからインサイドのリーフに注意しながら岸に上がって下さい。
御前崎の駐車場には障害者専用駐車場が各ポイント(坂下ポイント駐車場、ログ便所前ポイント駐車場、メロンポイント駐車場)に設けられています。(画像は坂下ポイント駐車場)
駐車場が満車でう○こが漏れそうな時に一時的に車を駐車してトイレに行くとかなら仕方ないですが、この障害者専用駐車場に車をとめてサーフィンしに行くのはやめましょう。
ぶっちゃけそんな所に車を駐めて着替えとかしてたら回りにそ〜と〜可愛そうな人って目で見られてますよ!
メチャクチャかっちょ悪いです。(^^;)
駐車場が満車で障害者専用駐車場しか空いてなかったとしても、一般駐車場が空くのを待つか、ちょっと遠くても障害者駐車場ではない駐車場を探して車を駐めてのサーフィンを宜しくお願いします!
今まで知らずに障害者専用駐車場に車を駐めてサーフィンしていた方はこれからはしないように心がけて下さいね!
サーフネスト店長自身が生まれ育った御前崎のサーフポイントを愛してくれている全ての人達がかっちょ良いサーファーであってほしいと店長は願っています!
よろしくお願いします!(^^)/
静岡2区に限らず、サーフィンを安全に楽しむ為の常識ではありますが、サーフィンする際は波のサイズ、人の有無に“限らず”必ずリーシュコードは着用してサーフィンをするようにしましょう。
気取ってノーリーシュ→板流す…カッコ悪いですね。(^_^;)
気取ってノーリーシュ→板流す→流したボードがクラッシュ…残念ですね。
( ̄O ̄;)
気取ってノーリーシュ→板流す→流したボードがクラッシュして他のサーファーをケガさせる……。(-_-;)
上手なサーファーはボードを殆ど流さないからリーシュコードなんかしない?イヤイヤ、本当に上手なサーファーはボードを流すリスクのある大技を練習する為にも必ずリーシュは付けてサーフしていますよ!もちろん上手いのでリーシュが邪魔に感じる事も殆ど無いです。
自身の為にもまわりの人の為にもリーシュコードの着用の徹底をよろしくお願いします。
( ^ω^ )v